合わない入れ歯を使うのはNG!快適な入れ歯を使おう!
投稿日:2020年10月28日
カテゴリ:スタッフブログ
板橋駅から徒歩3分、板橋歯科・矯正歯科です。入れ歯を使っている方の中には、「噛みにくい」「痛い」「がたつく」などの問題を抱えながら騙しだまし使用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はは合わない入れ歯を使うことの問題点と、合わない入れ歯でも当院の処置で快適に使える処置方法についてご紹介します。
合わない入れ歯はNGな理由①:かみ合わせが悪くなる
お口の中は正しくバランスよく噛み合うことで、均衡を保っています。どこか一箇所でも痛みが出ていると無意識にその部分で咀嚼を避けるようになるなど、バランスに歪みが生じてしまいます。
部分入れ歯を使用されている方は特に、残っている歯に負荷を大きくかかけてしまうため、歯の健康寿命を短くする原因となってしまいます。たまに「入れ歯を入れていると痛みがあるから」と言って外したまま生活をされている方もいらっしゃいます。
ですが、それは口内環境を崩壊させるトリガーです。
歯はずっと同じ場所にあるわけではありません。力が加わっていない方向に倒れ込み、動いていってしまうのです。部分入れ歯を外した状態がずっと続けば、入れ歯が入らなくなり、最悪入れ歯を丸ごと作り直す必要が出てきます。
かみ合わせが著しく崩れた状態だと、かみ合わせを整えることから治療をはじめてなくてはいけません。痛みが出ているからと自己判断で入れ歯を外しっぱなしで生活するのはやめましょう。
合わない入れ歯はNGな理由②:よく噛めなくなる
痛みがある状態だとよく物を噛めなくなります。歯は消化管の一部です。ものを細かく噛み砕き、消化しやすいようにする大切な働きを担っています。
入れ歯が合わない、お口の中に不調がある状態だと自然と咀嚼回数は少なくなり、うまく物を噛み砕くことができなくなってしまいます。
高齢な方であれば、消化管への負担は身体への大きな不調へとつながってしまいます。食事を咀嚼の必要のないゼリー食や軟食ばかりに頼ることは、栄養が偏り病気を併発しやすくなるリスクも考えられます。
「入れ歯が合わなくて痛みがある、だから柔らかいものを食べるようにしている」というご家族がいらっしゃる方はお気軽に当院へご相談ください。当院では訪問診療もおこなっておりますので、寝たきりや介助が必要な方もご自宅で入れ歯の調整やお口のメインテナンスを受けることができます。
入れ歯が合わないからと言って、新しいものを作り直すわけではない!
「入れ歯が合わなくなったら、絶対に新しい入れ歯を作る必要があるのかな」とご心配されている方もいらっしゃると思います。ですが、入れ歯が合わないからと言って、必ずしも新しく作り直すわけではありません。
入れ歯の一部が当たって痛みが出ている場合はリベースと呼ばれる柔らかな素材で裏打ちを行い、入れ歯がすり減ってうまく噛めなくなっている場合は、入れ歯に新しく材料を継ぎ足して再度噛みやすくなるように調整を行います。
新しい入れ歯は「新しい靴」と同じです。お口に馴染むまで「靴ずれ」が起きたり、使いこなせるようになるまで時間がかかります。よって、患者さまの健康状態や使用されている入れ歯の状態を加味し、今まで使用されている入れ歯を修復し、再度使える様にすることもあります。
入れ歯の不調が出ている方は無理して使用することをせず、まずは当院へご相談ください。合わなくなった入れ歯でも、入れ歯の状態・お口の中の状態をしっかり診査診断して、適した治療法をご提案させていただきます。
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