入れ歯の値段と違いについて!保険の入れ歯とは何が違うの??
投稿日:2020年10月7日
カテゴリ:スタッフブログ
板橋駅から徒歩3分、板橋歯科・矯正歯科です。今回は保険で製作する入れ歯と自費で製作する入れ歯の違いについてご説明致します。
「保険でも製作できるのに、何故自費で高いお金を払って入れ歯を作るの?どんな違いがあるの?」と疑問を持たれている方は是非ご覧ください。
自費治療と保険治療の違いは何?
まず「自費」診療と「保険」診療の違いについてご説明します。自費診療とは国民健康保険で保証されている以外の治療のことをさします。保険診療を使えば1~3割負担で治療を受けることができるのですが、保険診療には「国で定められた最低限度の治療」という決まりが定められています。
そのため、悪く言ってしまえば、「生活に支障の出ない最低限度の治療」であって、「その方に最適な治療」が行えるというわけではないのです。
例えば、保険診療で行う銀歯治療。虫歯治療を受けた方なら銀歯治療の経験もある方もいらっしゃるかもしれません。ですが銀歯治療も見た目の美しさが欠ける治療というだけではありません。
・金属アレルギーを併発するリスク
・金属イオン流出により歯茎にメタルタトゥーができる
・治療は持って5年程度
・二次虫歯のリスクがある
・金属が腐食する
など、自費診療で行うセラミック治療と比較して上記のようなリスクがあります。自費診療で扱うセラミック治療であれば、アレルギーの心配も、金属が腐食・イオンが流出する恐れもありません。使用する接着方法も異なるため、しっかりメンテナンスを行えば、二次虫歯のリスクも少なく、長く良い状態を継続することができます。
保険と自費の入れ歯の違いは使用する材質・かける時間にあり
保険で製作するためには国で定められた範囲内で治療を行う必要があります。
もちろん当院では患者さまお1人ひとりに適した入れ歯を製作するために、できる限り時間をかけて製作いたします。また、当院では補綴物製作専門の歯科技工士と連携した治療を行いますので、保険診療の入れ歯であってもしっかりご対応させていただきます。
ですが、「見た目の綺麗な目立たない入れ歯にしたい」「噛み心地の良い入れ歯を製作したい」などのご要望があっても、保険診療では限られた材料、限られた診療回数の中で製作するため、必ずしも患者さまのご要望を全て叶えられる入れ歯になるとは限りません。
自費診療ではどのような入れ歯があるのか
保険診療ではプラスチック製の入れ歯となるため、噛み心地が悪かったり、装着感が強かったりします。ですが自費診療の入れ歯であれば、口蓋に触れる部分に熱伝導の良い金属を使用した「金属床」の入れ歯など、食事の際の違和感を少なく、より食事を楽しむことのできる入れ歯を製作できます。
また入れ歯をしていることを知られたくないという方に対しては、金属のバネをなす等「ノンクラスプワイヤー」の入れ歯を製作することができます。
自費診療で製作する入れ歯は経済的な負担は大きくなりますが、「より自由度が高く、見た目や装着感にこだわった入れ歯」を作ることができるのです。
自費診療の入れ歯のデメリットは?
自費診療で製作する入れ歯のメデリットは経済的な負担が大きいという以外に、「壊れた際直すのが難しい」というデメリットもあります。保険診療で製作する入れ歯は全てプラスチックのため、壊れた際もある程度は直すことができますが、自費診療で製作した入れ歯は場合によっては直すのが難しいこともあります。
入れ歯は作りっぱなしにするのではなく、定期的に検診を受けて、ちゃんとお口に適しているのか、入れ歯に不具合は出ていないのかをみてもらいましょう。
板橋歯科では入れ歯治療に力を入れています
板橋歯科・矯正歯科の院長は、東京医科歯科大学・同大学院(全部床義歯補てつ学専攻)を修了後、同大学大学院高齢者歯科学分野の教員として長年従事しております。そのため入れ歯治療を得意としていますので、
「入れ歯が合わなくなった」「入れ歯で痛みが出ている」「よく噛めない」などのお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
すでに入れ歯をご利用されている方は、お持ちの入れ歯を見させていただき、修理対応・新しく製作等ご提案させていただきます。
■ 他の記事を読む■